用語く/

空気力学的放射能中央径
activity median aerodynamic diameter


	何を言っているのか訳が分からない…
	空気中にある放射性物質を吸い込んだときに受ける線量は、その放射性物質がどのような微粒子に付着しているかによって変わります。微粒子の性質によって、呼吸気道内での振る舞いが変わってくるからです。
	大きな粒子だと鼻で止まりそう。PM2.5だと小さいから肺まで入っていくのかしら…
	微粒子の大きさは、呼吸気道内での振る舞いに大きな影響を与えますが、それだけでは決定できず、単純に小さい粒子ほど肺の奥に侵入するとは限りません。
	空気力学的はどういう意味ですか？
	空気中での振る舞いを考えるという意味です。空気中での振る舞いを規格化しようとしています。
	中央径とは何ですか？平均径とは違うのですか？
	評価対象粒子の空気中での振る舞いで規格化した大きさの分布は正規分布にならないので、中央値で代表させています。
	どこまで本当のことを再現しているのか心配…。空気中の粉塵は、大人の男性だと痰とともに体外に排出されると思うけど、子どもや女性は、体外にはき出すことをせずに飲み込んでしまうので、肺だけではなく、胃などの消化器官からの内部被ばくも注意が必要ではないかと思ってしまいます。
	呼吸気道モデルでは、そのような経路も考慮されています。研究者はあくなき追求をされているようです。