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No.9 二つのX線管を持つ装置での管容器からの漏洩線量

平成19年4月17日付医政局通知の別添資料p8の管容器からの漏洩線量でtwを1つのエックス線管のみで求めているのはどうしてですか?

記事作成日:2012/07/27 最終更新日: 2012/08/03

エックス線管のシールドが十分にあるという想定

別添資料で想定している2つのエックス線管を持つエックス線装置では、エックス線管のシールドが十分にあり、それぞれのエックス線管からの漏洩線量率を合算したものが、省令で定める1つのエックス線管からの漏洩線量率を満足していると仮定しています。
このため、この計算例では、2つのエックス線管からの漏洩を合算したものをXLとしています。

前提

このように、別添資料で例で示したものは、 XL(第30条第1号ニ)の値として用いるエックス線管からの漏洩線量率1mGy/hを、2つのエックス線管からの漏洩を合算したものとして評価できる場合です。
いずれにしても、このような放射線事前安全評価でのパラメータの設定は、装置が有している防護基準を満足しているものでなければなりません。