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pはpeakのpです

印加電圧は一定ではありません。
このため、電圧は、実効値や最大値などで示されます。
このうち、kVpは、
・照射中の最大電圧
・装置の定格電圧
として用いられています。

富樫厚彦先生からのコメントです

このように、以前は管電圧表記として，最大値(peak)を明示する意味でkVpが用いられていましたが，現在は[管電圧]は，陰極-陽極間に印加される最大値で定義，[管電流]は平均値で定義し，単位記号は各々[kV]，[mA]と表記することとされています。
最大値，平均値の添え字は通常はつけないのが原則です。(JIS-Z4005 #3602&#3607)

ただし，コンデンサ装置の最大管電流等，特に最大値を強調したいような場合はmAp等，表記しますが，管電圧は当然最大値ですので，管電圧：Vp表記は二重語で，昔表記の名残とお考え下さい。