検索結果

No.232 PET施設で使われる鉛ガラスの透過割合

鉛のシールド能力はエネルギー依存性があり、JISでは150kV以下のX線で評価することとされていますが、PET用のシールドの鉛当量はどのように考えるのがよいですか?

記事作成日:2013/08/12 最終更新日: 2019/04/16

鉛当量の定義がメーカーにより見直されている例

PET 施設用ガンマ線遮蔽鉛ガラス Pro-GR

関連検討例

鉛と鉛ガラスに対する消滅放射線(18F)とγ線(137Cs)の透過率(第34回秋季学術大会放射線防護・管理関連演題発表後抄録)
陽電子消滅ガンマ線に対するX線防護用鉛ガラスの遮蔽効果(第33回秋季学術大会放射線防護管理関連演題発表後抄録)
The evaluation of the radiation shielding ability of lead glass

概念組成を用いたCo-60のガンマ線に対する遮へい能力推測例

線源から遮へい体への距離を1mとし、ビームを遮へい体面で5×5cm2に絞った場合
Co_60

遮へい能力表記の標準化に向けた課題

ビームの幾何学的条件

・細いビームを仮定している例
・広いビームを仮定し、ビルドアップ効果も考慮している例

透過率の測定(計算)で指標とする線量の種類

ビルドアップ効果を見込む場合にビームのエネルギー、幾何学的条件(ビームサイズや遮蔽体から評価点までの距離)が異なる

透過率の測定でビームのエネルギーが異なる(Cs-137, F-18, その他の核種)

鉛当量で表記している場合、鉛当量の定義(評価する放射線場の設定)が異なる

製品の質のバラツキをどこまで許容しているか

インド

Regulatory requirements for designing PET-CT facility in India

GUIDE

YALE UNIVERSITY PET INVESTIGATORS GUIDE