使用前検査時等に、X線管の位置などを確認するのはやり過ぎではないでしょうか?
図面と実際が10cm以上間違っていると計算し直しとなり再度提出することが求められます。
設計時と施工時では事情が異なるので、位置を合わせるのは難しいです。
レーザー距離計などを使うと距離が簡便に確認できます。
このため、その確認が、著しく不合理であるとは言えないでしょう。
問題となるのは施工が図面と異なった場合の対応でしょう。
安全係数を見込んで放射線事前安全評価がなされており、図面と施工の差異がその想定内であれば、是正の必要は乏しいでしょう。
設計と施工が異なることが考えられるのであれば、適切な安全係数をあらかじめ見込んでおくのがよいでしょう。
敷地境界までの距離が短い場合は、設計と施工の違いが大きな影響となりかねないので注意が必要でしょう。