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No. 318 輸血用血液照射装置の管理区域

輸血用血液照射装置の管理区域は室とする必要がありますか?

記事作成日:2015/10/14 最終更新日: 2023/12/26

必ずしも室とする必要はありません。

室としている例

管理区域を室としている例

装置表面を管理区域としている例

equipment
装置表面で管理区域境界を担保できます。
ただし施錠義務があるため室管理は必要です。

日本輸血・細胞治療学会の取り組み

血液照射装置について2015/08/26

FAQ

Q.輸血用血液照射装置で使われている線源の放射能は?

A.100TBqを超える場合があります。線源の種類としては数量がとても大きいためにセキュリティ対策の観点からは、最も重要なカテゴリーに分類されています。

Q.放射線治療に使われる線源よりも放射能が大きいのですか?

A.放射線治療に使われる他の線源と比べるとほとんどの場合、輸血用血液照射装置の線源の方が放射能の数量が大きいです。最悪の場合、重大な被害がもたらされます(死亡例や土壌の入れ替えなど)。

Q.放射線源のセキュリティ対策は必要ですか?

A.国際的な取り組みとしても重要な課題の一つとされています。

Q.装置が故障することはあるのですか?

A.故障して修理が不能となった例があります。

100TBqとはどのような数量ですか?

周辺の線量率

食品中の放射性セシウムの基準値は濃度として100Bq/kgとされています。
Cs-137が100Bq/kgの食品が10tあると、その濃度は1MBqとなります。
この線源を点状にすると、そこから距離1mでの線量率は0.1μSv/hとなります。
100TBqは1MBqに比べると1億倍大きな量です。
100TBqの点線源から距離1mでの線量率は10 Sv/hとなります。

環境を汚染させた場合

東京都健康安全研究センター敷地内の表面から深さ5cmまでの土壌でのセシウム137の濃度は約0.5kBq/kgとされています。
100TBqのセシウム137は44km平方の範囲に、その程度の濃度をもたらす量に匹敵します。

導入状況調査例

輸血によるGVHD予防のための血液に対する放射線照射の状況

輸送時の制約

class-7 packageへの対応が必要。