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No.154 無鉛ボードの遮へい計算の検証法妥当性

無鉛ボードの遮へい計算の妥当性はどのようにして検証するのがよいですか?

記事作成日:2011/03/05 最終更新日: 2022/12/29

基本的な考え方

・申請書のデータが何らかの信頼できる根拠に基づいているか?
・その根拠をこの申請例に適用できるか?
を確認するのがよいのではないでしょうか。

計測による確認

施工時に線源を使って透過割合を検証されていれば、その結果を確認するのもよいでしょう。
ただし、遮へい能力は線質に依存し、吸収端付近では、単純にエネルギーに依存しないので、非安全側にならないように注意しましょう(もっとも、診断領域のX線で鉛当量厚みを評価すると、一般には安全側になるはずです)。

密度の補正法

遮へい計算実務マニュアル2007のコンクリートの密度補正例が掲載されていますので、参考になるでしょう。

計算による検証

遮へい能力は元素組成と密度と厚みと線源条件で決定されますので、疑問があれば基礎的なデータを使って計算で検証できます。

線量の算定に用いる計算方法及びデータ

188号通知(医政発0315 第4号通知に置き換わっています)によると、科学的なデータがあれば、それを用いてもよいとされてい
ます。
平成26年3月31日付け医政発0331第16号は、標準的なパラメータを示したものと考えられます。
(2) 計算により線量等を算定するに当たって考慮されるべきことについて放射線取扱施設等の線量の算定に当たって、次に列挙することを考慮するものとされたい。
(ア) 線量の算定に用いる計算方法及びデータは、(六)2以後に示した方法を原則とするが、これ以外であっても、学会誌等(海外の学会誌も含 む。)で公表された計算方法及びデータ等を用いてもよいこととすること。
なお、学会誌等で公表された根拠資料は、届出に際して添付することが望ましいこと。

類題

医療機器の製造販売会社が保証していない対向板の遮へい効果をどう設定するか?

光子の断面積データ

XCOM: Photon Cross Sections Database