I-125のコンクリートに対する実効線量透過率(割合)が、コンクリートの厚みが20cmから45cmでいずれも1.96E-6で与えられているものがあります(RI協会の『医療放射線管理の実践マニュアル』)。なぜ、コンクリートの厚みが増しても透過割合が変わらないのでしょうか?
『医療放射線管理の実践マニュアル』では、
I-125の実効線量透過率(割合)が、
コンクリート20cm(118ページ、別紙5)
コンクリート30cm(119ページ、別紙5)
コンクリート45cm(120ページ、別紙5)
でいずれも
1.96E-6
と与えられています。
この数値は、しゃへい計算実務マニュアル2007の表6.4.3(24)でのコンクリート8cmの値と一致します。
表6.4.3(24)には、これ以上の厚みがないために、安全側を考えてコンクリート8cmの値を用いています(と本文108ページに記述されている)。