診療用放射線照射装置では半年に一回の放射線量の測定が義務づけられていますが、どのようにして行えばよいですか?
日本放射線腫瘍学会から密封小線源治療-診療・物理 QA ガイドラン -が発行されています。
高線量率192Ir線源の強度測定法としては,指頭形線量計を用いる空中測定法とウエル形線量計を用いる方法があります。
第三十条の二十一 病院又は診療所の管理者は、治療用エックス線装置、診療用高エネルギー放射線発生装置、診療用粒子線照射装置及び診療用放射線照射装置について、その放射線量を六月を超えない期間ごとに一回以上線量計で測定し、その結果に関する記録を五年間保存しなければならない。
医療法施行規則では規定されていませんが、診断参考レベルが設定されています。また、保守点検も求められます。
医療法施行規則では規定されていませんが、日本放射線腫瘍学会のガイドラインでは、線源強度確認についても言及しています。