放射線治療後の二次がんへの対応

そのリスクとも向き合った研究が進められています。

QST

重粒子線治療の全身被ばく線量評価システムが完成―過去の重粒子線治療の症例から学び、未来の放射線治療に活かす―
辻井 博彦, 赤城 卓, 赤羽 恵一, 上蓑 義朋, 大野 達也, 金井 達明, 河野 良介, 榮 武二, 清水 勝一, 浦壁 恵理子, 中山 隆, 中村 尚司, 西尾 禎治, 西澤 かな枝, 西澤 邦秀, 福田 茂一, 松藤 成弘, 山下 晴男, 米内 俊祐, 重粒子線治療等新技術の医療応用に係る放射線防護のあり方に関する研究, 医学物理, 2008, 28 巻, 4 号, p. 142-171, 公開日 2012/09/24, Online ISSN 2186-9634, Print ISSN 1345-5354

厚生労働科学研究

小児がん治療患者の長期フォローアップとその体制整備に関する研究

研究の現状

悪性腫瘍に対する放射線治療後の2次がん発生に関する疫学的、分子生物学的研究

柿沼 志津子、島田 義也.二次がんリスクについて

放射線治療後二次がんとしての乳がんのリスクとその最小化への展望
Raptis A, Ödén J, Ardenfors O, Flejmer AM, Toma-Dasu I, Dasu A. Cancer risk after breast proton therapy considering physiological and radiobiological uncertainties. Phys Medica [Internet]. 2020;76:1–6.

眼部希少がんの発生・多様性獲得機構の「鍵となる」分子・分子経路の特定と、二次がん発生のサーベイランス体制の確立

Association of Radioactive Iodine Treatment With Cancer Mortality in Patients With Hyperthyroidism

石田也寸志. 小児がん経験者の長期フォローアップ. 日本小児血液学会雑誌 2008; 22: 144–55.

石田也寸志. 小児がん経験者の長期フォローアップに関する問題点. 日本小児血液・がん学会雑誌 2018; 55: 141–7.

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No.192 陽子線と光子線治療を受けた患者間での二次性悪性腫瘍の発生率

がん対策推進協議会小児がん専門委員会

~今後の小児がん対策のあり方について~ 
参考資料 「小児がん対策専門委員会のがん対策推進協議会への報告についての参考資料」

解説記事

重粒子線治療では2次がんが増加しにくいことを明らかに 前立腺癌を対象に他治療後の症例や同年代一般男性の罹患データと比較

拡大する放射線治療での課題

質問主意書

小児がんに対する重粒子線治療への公的医療保険適用に関する質問主意書

ガイドライン

日本小児がん研究グループ 血液腫瘍分科会(JPLSG)

小児がん治療後の長期フォローアップガイドライン

リス・クコミュニケーション

加藤 知子,武藤 光代,萬 篤憲,草間 朋子.「放射線治療手帳」 ―患者と医療スタッフの情報共有のツールとして―

記事作成日:2018/07/08 最終更新日: 2024/08/13