防護板の線量低減効果

設置する場所で防護効果が大きく異なります。

防護板の線量低減効果

患者からの散乱線が空間に広がるのを防ぐ

  • 患者に近いところで術者への曝露に寄与する散乱線を遮る。

散乱線が術者に照射されるのを防ぐ(回り込み分も含めて)

  • 術者に近いところで術者への曝露に寄与する散乱線を遮る。

プロテクターの位置別の空間線量率の違い

計算の条件

光子は50keVで鉛プロテクターは1m×1mで厚さ0.25mmとしています。
鉛プロテクターを患者と従事者の間に設置すると従事者の前面に設置した場合に比べて1割程度従事者が受ける線量が増加しています。
鉛プロテクターを患者側に設置すると従事者の前面に設置した場合に比べて2割程度が受ける線量が増加しています。

散乱体の表面


散乱体と1m離れた看護師の間


散乱体から1m離れた看護師の前面


計算の条件

光子は50keVで鉛プロテクターは40cm×40cmで厚さ0.25mmとしています。
鉛プロテクターを患者と従事者の間に設置すると従事者の前面に設置した場合に比べて5割程度従事者が受ける線量が増加しています。
鉛プロテクターを患者側に設置すると従事者の前面に設置した場合に比べて5割程度が受ける線量が増加しています。

散乱体の表面


散乱体と1m離れた看護師の間


散乱体から1m離れた看護師の前面


介入を試みた例

第5回 眼の水晶体の被ばく限度の見直し等に関する検討会

資料2 欅田委員提出資料「十分な放射線防護を行っても、なお高い被ばく線量を眼の水晶体に受ける可能性のある労働者に関する実態調査について(フィージビリティ検証及び質的評価に係る結果)」

記事作成日:2019/06/25