O-15での排気中濃度の評価はどのようにして行うのがよいですか?
10分間の平均存在数量として2.574 GBqのO-15を10分間で投与し、そのうち0.17 %がリークすると仮定する。
時刻t0 で1.5E+07 Bq のO-15が10分間かけて排気口から放出されることになる。
排気口から10分間かけて放出される空気の量は1.0E+03 m3/10minとなる(排風量 6.0E+03 m3/hとした場合)
4.3E+06 Bq
4.3E-03 Bq/m3
1.3E-01 µSv
1.3E-01 µSv
28件
呼吸量:1.2E+00 m3/h
水蒸気としての実効線量換算係数 1.16E-12 Sv/Bq
9.98E-04 µSv
皮膚等価線量限度との比較例(サブマージョン核種による従事者の線量評価)
平成29年度放射線対策委託費(短半減期核種の合理的な規制に向けた調査)事業
平成29年度放射線対策委託費(短半減期核種の合理的な規制に向けた調査)事業報告書
現在の別表を整備する際に、C-11, N-13, O-15に関して、核医学施設における利用実態への具体的な考慮が及んでいなかったのは事実であるようですが、そもそも、サブマージョンに関しては、半無限の外部被ばくの条件で線量を評価すれば、内部被ばくの寄与も含めて、線量的には過小評価にはならないという考え方に基づいているようです。
1. 短半減期核種の放出の制御
1-1. ホットセルに格納可能な小型 RIガス貯留装置の開発:北海道大学CIS 阿保 憲史
1-2. O-15の排気濃度限度の見直し:東北大学CYRIC 渡部 浩司
2. α核種を用いたものなど新しい医薬品開発に関する特区申請の試み:東京大学ISC 桧垣 正吾
3. 患者に投与された放射性医薬品による公衆被ばくの実証的な検証の可能性 KURAMAを用いた患者に投与された放射性医薬品による公衆の線量検証の可能性について:京都大学原子炉実験所 谷垣 実
プログラム
抄録
No. 358 サブマージョン核種のドイツでの排気中濃度限度
No.37 核医学施設では排水濃度や排気中濃度を測定する装置を設ける必要がありますか?
濃度限度超過例の対応が記載されています。