代謝は様々な要因で決定されます
体内の安定ヨウ素の存在量などによって、血液から甲状腺への移行割合は異なると考えられています。
3か月の乳児の経口摂取時の血液から甲状腺への移行係数と甲状腺等価線量換算係数
血液から甲状腺への移行係数 | 0.1 | 0.5 | 0.6 | 0.7 | 0.83178 default | 0.9 | 1 |
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単位経口摂取量当たりの甲状腺等価線量[Sv/Bq] | 5.9E-07 | 2.6E-06 | 3.0E-06 | 3.4E-06 | 3.9E-06 | 4.1E-06 | 4.4E-06 |
単位経口摂取量当たりの実効線量[Sv/Bq] | 3.1E-08 | 1.3E-07 | 1.5E-07 | 1.7E-07 | 2.0E-07 | 2.1E-07 | 2.2E-07 |
線量は,移行係数にほぼ比例します。
出典
INDESによる計算
日本人のヨウ素摂取量
日本ではヨウ素欠乏は希
ヨウ素解説
Assessment of Japanese iodine intake based on seaweed consumption in Japan: A literature-based analysis
ヨウ素摂取量と放射性ヨウ素の甲状腺への取り込みの関係
記事作成日:2011/06/05 最終更新日: 2019/03/20