用語
す/S
スカイシャイン sky shine
地上にある放射線源から放出された放射線が空気中で散乱して地表に戻ってくること
参考資料等
過去の報道例
原発から中性子漏れる
「天井透過降りそそぐ 監視対象外だった」「人体には影響のない量」(1980年06月04日毎日新聞東京版朝刊1面)
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注意:以下のリンク先には放射線飛跡図が示されています。
地表面の汚染から受ける線量
エックス線検診車の天井からの漏洩線量
定量性に限界があるが、エックス線検診車で確認している例。
10倍のmfpを取っている例
JCO事故の際、地上空気層10mfps(約1000m高さ)の半球で計算
用語間での齟齬
グラウンドシャインのグラウンドは線源に関する情報
グラウンドシャインを地表面での散乱としている例
放射線輸送計算によるJCO臨界事故時の線量当量率分布評価
スカイシャインのスカイは放射線の散乱場所に関する情報
校正場に関する議論例
無視できるとしている例
第17回 日本放射線安全管理学会6月シンポジウム(2021)
検証結果
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相対的な線量 |
推計の標準偏差 |
直接線のみ |
1.00 |
0.04 |
散乱線 |
1.11 |
0.07 |
半径2mの部屋 |
1.35 |
0.08 |
壁厚を50cm |
1.45 |
0.08 |
半径3mの部屋 |
1.36 |
0.08 |
半径5mの部屋 |
1.19 |
0.07 |
半径10mの部屋 |
1.13 |
0.07 |
歴史的な経緯
田中 俊一; 笹本 宣雄.スカイシャイン計算コード評価のための標準問題
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