よくあるご質問を皆さまとご一緒に考えるための資料です

福島県での保育士研修

研修フォローアップニュース

フォローアップニュース(2014年3月、PDF, 1.6MB)

保健福祉職員のための放射線便利帳

保健福祉職員のための放射線便利帳(日常業務で使える手引き)Ver.3(2014年12月、PDF,6MB)
保健福祉職員のための放射線便利帳(日常業務で使える手引き)Ver.2(2014年6月、PDF,8.2MB)
保健福祉職員のための放射線便利帳(日常業務で使える手引き)初版(2014年3月、PDF,87.7MB)

作成協力

福島県福島市にあるタカラ印刷株式会社の協力を得て作成しました(タイアップ作品です)。

利用希望?

素材を利用したい場合や配布なさりたい場合はご相談下さい。

利用例

福島県

福島県内自治体の例

  • 市内の保育施設・幼稚園施設の職員への配布
  • ホールボディカウンターによる内部被ばく検査検査を受けた方への対応
  • 保育施設での学習会での参加者への配布
  • 地域での学習会での利用
  • 住民に配布する健康手帳での利用(例)

保健福祉職員のための放射線便利帳の28ページへの補足説明

参議院での原子力規制委員会設置法成立時の附帯決議

ここでの計算はICRP(国際放射線防護委員会)の換算係数を用いています。原子力規制委員会設置法成立時の附帯決議では「放射線の健康影響に関する国際基準については、ICRP(国際放射線防護委員会)に加え、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の基準についても十分検証し、これを施策に活かすこと。また、これらの知見を活かして、住民参加のリスクコミュニケーション等の取組を検討すること。」とされています(出典)。

1歳児での計算

Cs-137の経口摂取時の預託実効線量への実効線量換算係数は、1.2E-08[Sv/Bq]です。
従って、1[mSv]になるときの経口摂取量は、83kBqになります。
Cs-134の経口摂取時の預託実効線量への実効線量換算係数は、1.6E-08[Sv/Bq]です。
従って、Cs-134とCs-137が2:8(2015年8月)の割合の場合には、経口摂取量がCs-134: 16kBq、Cs-137: 62kBqの時(すなわち、放射性セシウムの摂取量が78kBq)に、預託実効線量が1[mSv]になります。

3歳児での計算

誤って5歳児の線量換算係数を用いています。申し訳ありません。
次回の版では「3歳児」を「5歳児」に修正しますしました。
【線量換算係数の出典】
ICRP Database of Dose Coefficients: Workers and Members of the Public; Ver. 3.0

放射性セシウム以外の放射性核種の寄与

ここで示された計算は、放射性セシウム以外の放射性核種の寄与を無視しています。
食品中の核種組成比を考慮するとより正確になります。 食品衛生分科会・放射性物質対策部会による基準誘導の資料での核種組成を考慮すると安全側に誘導できると考えられます。

ページ分割版

ページ分割版

初版の誤り(確認が不十分で申し訳ありません)

11ページ

99%の人が0.5mSvだったんだよ。 →99%の人が0.5mSv未満だったんだよ。

保健福祉職員のための放射線便利帳のへの質問例

版下原稿を活用できますか?

ご相談に応じますので、ご連絡下さい。

住民グループの方々が作成された資料

ベテランママの会

福島県南相馬発坪倉正治先生のよくわかる放射線教室

こどもみらい測定所

はかる、知る、くらす。

消費者庁・厚生労働省

食品中の放射性物質に関するリスクコミュニケーション

熊谷敦史.震災後の放射線健康リスクについて

食品安全

* 食材産地:保育園の給食で福島県産の食材を選んでも大丈夫?

食品の調理・加工による放射性核種の除去割合

環境パラメータ・シリーズ4増補版(2013年)「食品の調理・加工による放射性核種の除去率
食品総合研究所・放射性物質影響研究コーディネーター
福島県林業研究センター放射性物質関連研究成果発表会要旨
ナメコ栽培における放射性セシウム移行抑制剤の検索(武井利之)
竹林の施業とタケノコの放射性セシウム濃度について(武井利之)
野生きのこ子実体と土壌に含まれる放射性セシウム(第2報) (長谷川孝則)

わかさぎ

わかさぎ中の放射性セシウムの調理による除去効果に関する検討

 

内部被ばく低減策?

アップルペクチン

地域住民の方が研究へのボランティアとして貢献できるような活動例

アップルペクチンは放射能に効くか?

アップルペクチンに関するサイエンスライターによる解説記事

「健康食品で解毒」を信じてはいけない

IRSNによるアップルペクチンに関する総説

Evaluation de l`emploi de la pectine chez les enfants vivant sur les territoires contamines par le cesium

ウラン除染治療での重曹?

既存医薬品の適応外使用としての検討状況例

遊び

* たき火:落葉を使ったたき火は大丈夫?

除染

・側溝:側溝の除染の効果は?

・除染による線量低減効果の評価:線量の将来予測

福島県伊達市の取り組み

放射線と向き合うことは住民と向き合うこと
認識や理解の「ズレ」が除染を妨げている!?~除染は, 科学的だけではできない, 人の心にも働きかけを~
避難帰還者の語らいの場「パパ・ママさろん」

環境省

除染関係ガイドライン

 

モニタリング

・線量率の変化:風が吹くとモニタリングポストの値が変わるのでは?

・土壌中濃度:GM計数管による土壌中の放射性セシウム濃度の推定

 

 

コミュニケーション

大丈夫というメッセージが通じないとき

メッセージを出す側が加害者であると受け止められている場合

加害者側がリスクが小さいと言っても反発されるだけ。
まずは謝れというお話になる。
* コミュニケーション(PDF file, 1.4MB)
* コミュニケーション(pptx file, 1.0MB)

・無理せず助け合うには:受援力ノススメ(PDF file, 2.2MB)

開発者のリーフレット・ページ

保健所職員からいただいた感想

初めて目にした言葉ですが、こういった気持ちで皆が日々過ごせたらいいなと思えました。

 

放射線生物学

出典:放射線生物学から見た低線量放射線の生体影響

低線量放射線の生体影響は検出できますか?

 放射線は細胞の中にあるDNAを傷つけます。日常的な生活でも酸化ストレスなどでDNAは傷つけられますが、細胞にはDNAの傷を治す力があります。しかし、誤って直された場合には、突然変異(遺伝子が持つ遺伝情報が変化する)として残り、影響を与えます。遺伝情報を持つDNAは全体の数%で、それ以外の場所での変異では、影響が少ないと考えられています。
 東電福島第一原発事後の避難措置と飲食品のモニタリング対策により、放射線の被ばく量は限定的です。放射線による胎児の形態異常および重度精神遅滞が現れる高線量の被ばくはありません。原爆被爆者2世の疫学調査では、親の被ばくが子供に影響を与える放射線の遺伝的影響については検出されていません。また、年間20 mSv以上を被ばくするインドのケララ地方の高線量自然放射線被ばく地域の住人に有意な発がん率の上昇は報告されていません。
 多くの放射線生物学研究者が放射線の生物影響の解明を目指し取り組んでおりますが、低線量放射線被ばくによる微量な変化での被ばく影響を検出するのは難しいと考えられています。(志村勉)

 

放射線を受けてDNAは確実に変化した。放射線によるDNAの傷は蓄積され、5代先、10代先に影響が現れるのか?

 放射線に限らず、日常的な生活でもDNAは酸化ストレスなどで傷つけられています。細胞にはこのようなDNAの傷を治す力があります。放射線によるDNAの傷が全て突然変異(遺伝子が持つ遺伝情報が変化する)として残るわけではなく、元どおりに直されます。遺伝情報を含む領域はDNA全体で数%であります。それ以外の領域では、たとえ一部のDNA情報を失ったとしても、細胞の生存への影響は少ないと考えられます。
 放射線の遺伝的影響とは、単にDNAに突然変異が起こることではなく、放射線を受けたことに由来するDNAの突然変異などによって親とは異なった形質が被ばくの影響として子や孫に伝わることです。広島、長崎の原爆被爆者2世と非被爆者の親から生まれたヒトの間では、染色体異常の頻度、流産率、発がん率に有意差は観察されず、ヒトにおける遺伝的影響はこれまでの疫学研究では検出されない程度に小さいものだと考えられます。
 また、インドのケララ地方など世界には、年間20 mSv以上を被曝する高線量の自然放射線被曝地域があります。放射線による遺伝子の変異が蓄積するのであれば、このような地域に何世代にもわたって住む住人に健康影響が現れると考えられますが、疫学調査においても、有意な発がん率の上昇は報告されていません。このため、今回の原発事故による低線量放射線被曝により5代先、10代先により放射線の被ばく影響を検出するのは容易ではないと考えられます。(志村勉)

 

高自然放射線地域で暮らす人々は、福島の人々とは異なり放射線に強いので影響が出にくいのではないか?

 DNAの修復に関わる遺伝子に変異を持つ家族性遺伝病患者ナイミーヘン染色体不安定症候群(Nijmegen brekage syndrome; NBS)、毛細血管拡張性運動失調症(Ataxia telangiectasia)では放射線に高感受性を示し、放射線感受性には個人差があることが知られています。このようながん遺伝子の変異は稀であるため、低線量放射線のがんリスクの推定には考慮されていません。しかし、個人の遺伝的な感受性に関しては、不明な点が多いのが現状であり、今後、取り組まなければならない課題の1つであります。(志村勉)

 

突然変異は線量に比例することについて

 一度に大量の放射線を被ばくする急性照射と放射線を長期にわたり被ばくする緩照射では、単位時間あたりの放射線量(線量率)の違いにより、両者の生物影響は異なることが知られています。放射線の被ばく線量の総被ばく線量でも、低線量率の放射線被ばくでは、高線量率の場合と比較して、生物効果(突然変異の誘発率)は半分であると考えられています。(志村勉)

 

小児糖尿病や妊娠性貧血について

 高線量被ばく地域からの避難措置と飲食品のモニタリング対策が有効に機能し、原発事故による放射線物質の汚染による外部被曝、内部被曝ともに被ばく量は限定的であります。
放射線による胎児の奇形および重度精神遅滞に対しては、しきい値が存在し、それぞれ100mSvおよび120~200mSvとされています。このため、今回の原発事後では、これらの影響は観測するのが困難だと考えられています。(志村勉)

 

地域の活動

ふくしま保育元気アップ緊急⽀支援事業相談⽀支援者育成研修会で使われた資料

福島市あすなろ保育園

pptxファイル
pdfファイル

 

『保健医療科学』 の特集

第62巻 第2号 (2013年4月) 特集:現存被ばく状況下における放射線リスクコミュニケーション

巻頭言

現存被ばく状況下における放射線リスクコミュニケーション
欅田尚樹 Page 123-124

特集:現存被ばく状況下における放射線リスクコミュニケーション

原子力災害に伴う公衆衛生対応について
金谷泰宏 Page 125-131
東京電力福島第一原子力発電所事故後の福島県内の状況と現在の取り組み
大津留晶,宮崎真 Page 132-137
東京電力福島第一原子力発電所事故に起因した食品摂取由来の線量の推計
山口一郎,寺田宙,欅田尚樹,高橋邦彦 Page 138-143
災害時の不安障害のマネジメントPDF(446KB)
金吉晴 Page 144-149
福島原子力発電所事故対応としてのリスクコミュニケーションに関する研究
堀口逸子 Page 150-156
保健所の健康危機管理(特に放射線災害)における役割
倉橋俊至 Page 157-162
放射線災害時における保健師の活動支援のあり方
奥田博子,欅田尚樹,宮田良子 Page 163-171
福島第一原子力発電所事故による地域社会と医療への影響
及川友好 Page 172-181
放射線業務従事者への健康管理
欅田尚樹,猪狩和之 Page 182-188
放射線生物学から見た低線量放射線の生体影響
志村勉 Page 189-195
A new perspective on radiation risk communication in Fukushima, Japan
Erik R. SVENDSEN Page 196-203

テキスト

吉川 肇子 編著.健康リスク・コミュニケーションの手引き

 

学術雑誌での特集

Asia Pacific Journal of Public Health (APJPH)

Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accident: Health Consequences, Lesson Learnt and Future Directions

福島の風景
写真の著作者:村田信一


空白セル

おすすめ

保健師の方向け

 医師の方向け

新着情報

国際原子力機関の総会での意思決定
線量拘束値(Dose constraint)と参考レベル(reference levels)
バックグラウンドの線量率
廃棄物対策地域における被災建物等解体撤去
林野火災と放射性物質の飛散
放射線を感じることができる?

最終更新記事

過剰診断 overdiagnosis
交絡 Confounding
空気中の放射性セシウム
青森県の野生キノコ
川の魚と海の魚でのセシウム濃度の違い
子孫核種 progeny nuclide
安全 safety, freedom from unacceptable risk
福島県産の食材の検査
政策判断での善悪基準
内部被ばくの低減策

記事一覧

学習問題(分野別)
用語(五十音順)


アクセス数トップ10

ホット・パーティクル hot particle
子孫核種 progeny nuclide
サブマージョン submersion
県民健康調査 Fukushima Health Survey
放射線リスクコミュニケーション 相談員支援センター Support center for social workers engaged in recovery from the nuclear disaster
原発事故後の体表面スクリーニング
余命損失 Loss of life expectancy
スカイシャイン sky shine
薪ストーブをめぐる近隣トラブル
不安をなくすべき?



スマートフォン | デスクトップ

© 2014 国立保健医療科学院 All Right Reserved.