用語 に/C
認知的均衡理論
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あの人って自分の都合の良い情報しか集めていない… | |
みんなそうではないのかな。それには理由があるのでは? | |
こんなに気を使っている私は立派って思いたいのかなあ… | |
そう思わないとやってられないのかもしれないが、みんなが頑張ったから今があるのではないのではかな | |
確かに大変な状況だったから、頑張ろって思うのはわかるけど、ちょっと思い込みが強すぎるのではないかしら | |
それまでに考えていたことが少し変じゃないのかと疑うのは自分自身からしかありえないけど、何が正しいのかも難しいお話しです | |
確かに算数だと正しいことがあるかもしれないけど、絶対に正しい政策なんてないと思う | |
永遠に平行線となるように思える問題ばかりかもしれないが、世界中の人々が努力を続けてきています | |
どちらにしても、 余裕がないと考える幅を広げられないから、周囲の暖かいサポートが大切ということね。 |
自身の認知と社会の見え方を合わせようとすること。この間には不整合が生じるので、社会はこう見るのが正しいと考えるか(同化)、自分の考え方が良くないので変える必要があるとなる(調節)。自身の認知に合う情報を選択的に集めるのは同化である。同化により解決している場合には(解決させないと辛い)、認知に合わない情報をよかれと思って提供しても受け入れられない。自身の認知傾向は本人にとって利益があるので(例えば、○○に心配しているのは母親としてよい存在であると思える)、無理に変えることができない(○○に心配しなくてもよい母親だと思えるようになる必要がある)。また、そのように認知しないといられない状況という側面もある。調節は自発的になされるのでそのための環境整備が重要(心理的な緊張を解くような)。もっとも、この理論を推し進めると、全ての自分を疑えとなり(この理論も何かを都合よく考えるための罠かもしれない)、辛い面が出てきそうなので、適当なところで妥協するしかない。
永田良昭・飛田 操 編.現代社会を社会心理学で読む
第4章 認知的な矛盾の統合における他者との関係の意義
Social issue
キーワードの例
・決定しきい値(決定限界)
・不確実性のロンダリング装置(としての統計学?)
・ALPS treated water
・シングル・ボイス
・電子スピン共鳴法を用いた線量推計
・非医療目的での放射線を利用した人体のイメージング
・福島県産の食材の検査
・干し柿にすると…
・食品の出荷制限の解除
・線量拘束値 dose constraint
・原子力発電所事故後の体表面スクリーニング
・体外計測 external counting
・ALPS treated water ALPS treated water
・規制免除 exemption
・自然放射線の対策は必要?
・メンタル・ヘルス活動と地域の文化
・ホット・パーティクル hot particle
・子孫核種 progeny nuclide
・原子力発電所事故後の体表面スクリーニング
・余命損失 Loss of life expectancy
・県民健康調査 Fukushima Health Survey
・安定ヨウ素剤 stable iodine tablets
・サブマージョン submersion
・放射線リスクコミュニケーション 相談員支援センター Support center for social workers engaged in recovery from the nuclear disaster
・薪ストーブをめぐる近隣トラブル
・不当表示 misleading representation
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