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用語
あ/I
暗黙の子孫核種 implicit progeny
親核種と永続平衡にある短寿命子孫核種のこと。
クリアランスされた物質は多種多様であり履歴が不明であることから、クリアランス時には、多くの短寿命子孫核種が親核種と永続平衡にあることを仮定するのは、合理的かつ保守的である。そのような娘核種は (暗黙の子孫核種)と呼ばれる。
そのような場合、親核種の線量換算係数は、親核種と娘核種の線量換算係数の合計と表現できる。
出典
クリアランスレベル評価に係る諸外国の動向等
Ra-226
吸入及び経口摂取被ばくの実効線量係数(Sv/Bq)
放射性核種 |
成人 |
子供 |
放射平衡を仮定した子孫核種 |
吸入 |
経口 |
吸入 |
経口 |
Ra-226 |
3.5E-06 |
2.8E-07 |
1.1E-05 |
9.6E-07 |
Rn-222,Po-218,At-218,Rn-218,Pb-214,Bi-214,Po-214,Tl-210 |
Pb-210 |
1.2E-06 |
6.9E-07 |
4.0E-06 |
3.6E-06 |
Bi-210,Hg-206,Tl-206 |
Po-210 |
3.3E-06 |
1.2E-06 |
1.1E-05 |
8.8E-06 |
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出典
IAEA SRS No.44の評価手法に準拠したU-234、U-235及び U-238のクリアランスレベルの計算
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更新日:2018年08月11日
登録日:2015年05月04日
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