用語 け/L

検出限界値以下
LTD : less than detectable

検出限界を超えない結果であること。検出限界はバックグラウンドとは異なると考えられる「有意に異なる」信号を与える最低量。このため、「有意に異なる」ことをどう判断するかに依存する。
あなたは、ここでのデータから、どれを信号と判定しますか?

参考資料等

上本道久.検出限界と定量下限の考え方

見逃しがおこっていないか?

   
母親 バックグラウンドレベルが高いところで、見逃しなく検査ができたかどうかが気になるところです

懸念表明例

愛する飯舘村を還せプロジェクト 負げねど飯舘!!ブログ

甲状腺検査をめぐる疑問

説明が重要

   
エミ 説明する態度が重要だと思う

説明例

2011年3月末の川俣町保健センターでの甲状腺スクリーニングについて

BGの変動を考慮した計測値の解釈

   
母親 バックグラウンドの変動で信号検出が邪魔されていないかどうかを確率で表現して欲しい…
エミ 分布の幅は0.01μSv/h程度であり、測定時に記録していた測定値、バックグランドのふらつき0.02μSv/hと矛盾しない。とあるのは、どういうことかしら?
アオイ 何らかの方法で真の分布を仮定し、そこにバックグラウンドに由来した線量率の変動が加わった場合の分布を計算して、測定結果と比較しているのではないかしら
母親 この計測では、個別BGの線量率の標準偏差が0.01μSv/hとなっていますので、個別BGの計測値が正規分布するとし、個別BGの線量率の標準偏差(=ふらつき)を保守的に考えて0.02μSv/hとした場合に、個別の線量率測定値が作る分布の標準偏差である0.01μSv/h程度と矛盾しないと述べているかしら…
アオイ 計測では限界がつきものですが、ここでは、あるレベルを超える方を見逃す確率を小さくできているかどうかにまずポイントが置かれています
エミ それぞれの測定値の不確かさを議論して欲しい…
母親 当時の空間中の放射性物質とそれ以外の分布から空間線量率の空間線量率分布を再現すると説明の詳しさがより向上するかも…
エミ そこに人体がどのような影響を与えたのか人々の配置も考えて線量率計測の変動の程度をシミュレーションして、測定値が再現できるか確認した結果も示すと説明の質がより向上するかも…

経緯説明資料

原子力安全委員会事務局

小児甲状腺被ばく調査に関する経緯について(平成24年9月13日)

内閣府原子力被災者生活支援チーム

小児甲状腺被ばく調査結果説明会の結果について(平成23年9月5日)

BGの変動が精度よく制御されていると仮定している例

放射化と表面線量率の関連

有意確率を用いた判定は万能ではない

Instructions for Authors (EPIDEMIOLOGY)

Significance Testing: For estimates of causal effects, we strongly discourage the use of categorized P-values and language referring to statistical significance (see discussion of this topic). We prefer instead interval estimation, which conveys the precision of the estimate with respect to sampling variability. We are more open to testing with respect to modeling decisions, such as for tests of interaction (see editorial) and for tests for trend, and with respect to studies using high-dimensional testing, such as genome-wide association or other genomic platforms.
Replication: The editors encourage authors to provide information that enables other researchers to replicate their analyses (see editorial). For example, include:

  • Counts for cell numbers in crude analyses
  • Analytic code used for the analysis of publicly available data
  • Code used to develop and analyze simulation data
  • Source of data, if publicly available

消防署員が計測したら毎時0.5マイクロシーベルトだった?

京都大学医学部附属病院地区における火災について
毎時0.5マイクロシーベルト(μSv/h)以下とあるのは、最小読み取りが毎時0.5マイクロシーベルトの計測で変化が観測されなかったことを意味しています。 毎時0.5マイクロシーベルトであることを意味しません。

判定の誤り?

判定は誤ることがあります。
この誤りをなくすことはできません。

正しい判定

  • 真を真と判定。
  • 偽を偽と判定。

誤った判定

  • 偽を真と判定。誤る確率が有意水準。
  • 真を偽と判定。誤る確率は1-検出力。
    この誤りを制御するためにCurrieの考え方では臨界値の概念が導入されています。


空白セル

おすすめ

食育に関係する皆様向け

保健師の方向け  医師の方向け キーワードの例 意外な問題?

新着情報

自己効力感
災害発生前での疫学研究の研究倫理審査
放射性ストロンチウムの健康影響
原子力災害後の甲状腺モニタリング
ため池の除染
害虫から農作物を守るための放射線利用

最終更新記事

リンク
安定ヨウ素剤 stable iodine tablets
放射性セシウムのCodexの基準と日本の食品の基準
原子力発電所事故後の体表面スクリーニング
自己効力感 self-efficacy
WHOと米国の水道水中の放射性物質の基準の違い
災害発生前での疫学研究の研究倫理審査
減衰補正が正しくない?(親核種から供給される子孫核種)
安全 safety, freedom from unacceptable risk
公平であるとは?

記事一覧

学習問題(分野別)
用語(五十音順)


アクセス数トップ10

ホット・パーティクル hot particle
子孫核種 progeny nuclide
県民健康調査 Fukushima Health Survey
余命損失 Loss of life expectancy
原子力発電所事故後の体表面スクリーニング
サブマージョン submersion
放射線リスクコミュニケーション 相談員支援センター Support center for social workers engaged in recovery from the nuclear disaster
安定ヨウ素剤 stable iodine tablets
薪ストーブをめぐる近隣トラブル
落ち葉を使ったたき火や薪を燃やした火おこし



スマートフォン | デスクトップ

© 2014 国立保健医療科学院 All Right Reserved.