発生確率が線量に依存すると考えられる影響。放射線防護では、発がんを確率的影響と考えている。リスクは線量に依存するので、線量が小さいとリスクも小さい。確率的影響のリスクの大きさを5%/Svとすると、50μSvの胸部X線検査でのリスクは2.5E-6となる(ただし、このリスク推定の不確かさは大きい)。放射線によるがんで寿命が40年短縮すると仮定すると、平均余命短縮は40y×2.5E-6=1[h]程度となる。従って、この場合、1[h]以上の余命延長以上の意義のない場合、その検査は正当ではないと考えられる。
キーワードの例
・決定しきい値(決定限界) ・不確実性のロンダリング装置(としての統計学?) ・ALPS treated water ・シングル・ボイス ・電子スピン共鳴法を用いた線量推計 ・非医療目的での放射線を利用した人体のイメージング
・放射性セシウムのCodexの基準と日本の食品の基準 ・原子力発電所事故以降での一般の方々が受ける線量の基準 ・参考レベル reference level ・トリチウムの原子力施設からの計画放出と事故後の放出の違い ・労災補償の考え方 ・共同事実確認 Joint Fact-Finding ・安全 safety, freedom from unacceptable risk ・交絡 Confounding ・名目リスク係数(デトリメント調整リスク係数) detriment-adjusted nominal risk coefficient ・一秒間に必ず一回放射性物質が変化するのが1ベクレル?
・学習問題(分野別) ・用語(五十音順)
・ホット・パーティクル hot particle ・原子力発電所事故後の体表面スクリーニング ・子孫核種 progeny nuclide ・余命損失 Loss of life expectancy ・県民健康調査 Fukushima Health Survey ・安定ヨウ素剤 stable iodine tablets ・サブマージョン submersion ・放射線リスクコミュニケーション 相談員支援センター Support center for social workers engaged in recovery from the nuclear disaster ・薪ストーブをめぐる近隣トラブル ・不当表示 misleading representation
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