用語 あ/I

アイソトープ
isotope

同位体。原子核の中の陽子の数が同じで中性子の数が異なる。壊変する同位体を放射性同位体と呼ぶ。法律では、何故か、放射性同位元素と呼ばれているが、同位体は核種の違いを弁別している。核異性体は安定な同位体と中性子の数は等しいが、比較的寿命が長いものは、放射性同位体として扱われている。半減期が極端に長い核種としてはBi-209がある。この半減期は1.9×1019年とされている。1gのBi-209があったとして、年間に崩壊する原子核は150個に過ぎないので、実質的には安定同位体として扱えるのかもしれない。

参考資料等

同位体を用いて事故当初の曝露を再構築する試み

I-129がI-131などと同様の挙動を取ると考えられることから、当時の試料からI-129をAMSなどで分析してI-131などを推計する試みがなされています。

I-129による線量が心配?

放射性ヨウ素のうち、I-129は半減期が1.6×107年と長く、甲状腺等価線量換算係数が比較的大きいので心配です。

I-129の量

切除された甲状腺の組織中のI-129をICP-MSでの検証すると言うアイディアは現実的でしょうか?

   
母親 I-131による甲状腺等価線量が50mSvだったとすると、10歳児では摂取量が50kBqですね
エミ I-129/I-131 比(原子の数の比)は 12~23 程度(事故時に換算)だとすると、I-129/I-131の比の放射能の比は、I-129/I-131 比(原子比)が最小の12の場合に1.7E-09で最大の23の場合に3.2E-09ですね
母親 I-129の量[Bq]は、摂取時ベースで最小が8.5E-05で、最大が1.6E-04となりますね
エミ 600日後のI-129の甲状腺残存量割合を4.00E-04とすると、I-129の量[Bq]は、600日後だと最小で3.4E-08、最大で6.5E-08になりますね
母親 ICP-MSでのI-129の検出限界を0.65mBq/mlとし、1mlの試料が調整可能だとすると、検出するのに必要な検体数は600日後の切除の場合、最小推定で1万人、最大推定で2万人になりそうです

土壌中のI-129

Observation of radioactive iodine (131I, 129I) in cropland soil after the Fukushima nuclear accident


空白セル

おすすめ

食育に関係する皆様向け

保健師の方向け  医師の方向け キーワードの例 意外な問題?

新着情報

原子力災害後の甲状腺モニタリング
ため池の除染
害虫から農作物を守るための放射線利用
WHOと米国の水道水中の放射性物質の基準の違い
緊急作業に従事した労働者を対象にした研究
福島での原子力災害のアメリカのカルフォルニア・ワインへの影響

最終更新記事

TOPページ
青森県の野生キノコ
体外計測 external counting
線量再構築 dose reconstruction
放射線リスクコミュニケーション 相談員支援センター Support center for social workers engaged in recovery from the nuclear disaster
余命損失 Loss of life expectancy
労災補償の考え方
原子力災害後の甲状腺モニタリング Thyroid Health Monitoring after Nuclear Accidents
トリチウム tritium
心のケア

記事一覧

学習問題(分野別)
用語(五十音順)


アクセス数トップ10

ホット・パーティクル hot particle
子孫核種 progeny nuclide
県民健康調査 Fukushima Health Survey
余命損失 Loss of life expectancy
サブマージョン submersion
原子力発電所事故後の体表面スクリーニング
放射線リスクコミュニケーション 相談員支援センター Support center for social workers engaged in recovery from the nuclear disaster
安定ヨウ素剤 stable iodine tablets
薪ストーブをめぐる近隣トラブル
スカイシャイン sky shine



スマートフォン | デスクトップ

© 2014 国立保健医療科学院 All Right Reserved.