用語 き/J

共同事実確認
Joint Fact-Finding

   
母親   行政の検査はいい加減で、水道も本当は安全じゃないという話があるみたい。
えみ   そのようなお問い合わせを頂き測った例があります。結果は行政の発表と同じでした。
母親   給食の測定実習を市でやってくれたという話もあるから(第1回保育所の保護者対象の放射性物質検査学習会)、こうやって事実を確認していけばよいのかしら。このような測定の様子の説明は役立つと思う。住民のグループの方々が見学会を企画されていました
えみ 意見の違いを尊重して、事実をお互いに確認できればよいというのは研究者が考えがちな発想かもしれない。
母親   でも放射線では色々な説があって、それを全部確認するのも大変な気がする。変な研究してもよいとは思えないし。
えみ   研究者は研究したいので、住民の方の応援を期待していて、住民の方に自分たちの研究の意義を理解して欲しいと願っていそうだ。
母親   難しいのは現実的ではない気がする。みんなもっと気持ちを分かって欲しいと思っているのじゃないかしら。
えみ   水道水の放射性セシウムの濃度は低いから、対策は無駄と伝えることやそれをみんなで確認するだけだと問題解決にあまり役立たないということだね。
母親   みんな頑張ったんだから、後からその対策が無駄と言われても何それという感じがする。
えみ   タイミングが重要で気持ちを察することも重要。
母親   みんなで、共同感覚確認するとよいのでは…
えみ 地域のコミュニケータや心理職も役立てると良さそうだ。

共同事実確認

多様な、時には結論が対立する科学的情報を吟味し、背後にある前提条件、モデル、感度分析等を含めて公開した上で、関係者がある程度納得できる科学的情報と、現在の科学の限界を整理することで、社会的意思決定をできるだけ科学的情報に基づくものとする取組のこと

参考資料等

共同事実確認
共同事実確認手法を活用した政策形成過程の検討と実装
iJFF 研究開発プロジェクト

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いわき市学校給食センター食材スクリーニングの講習会
学校給食センターの放射能食材スクリーニング測定の指導6
食品測定の講習会(いわき環境システム)
いわき市自家消費作物の放射能測定講習会2日目

共同事実確認手法を活用した政策形成過程の検討と実装

戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)科学技術イノベーション政策のための科学 研究開発プログラム 研究開発プロジェクト 「共同事実確認手法を活用した政策形成過程の検討と実装」 研究開発実施終了報告書
松尾 真紀子, 岸本 充生, 立川 雅司, 食品中の放射性物質のリスクを巡る共同事実確認(JFF)の実践, 日本リスク研究学会誌, 2015, 25 巻, 2 号, p. 69-77, 公開日 2015/09/28, Online ISSN 2185-4548, Print ISSN 0915-5465


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更新日:2023年12月03日 
登録日:2014年04月02日 

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