解答結果


○

正解は「正しい」です。

あなたの解答

  • あなたの解答は「正しい」です。

政策判断での善悪基準

以下の文章は正しいですか?
『政策判断では、絶対的な善悪基準があるのではなく、人類に普遍的な何らかの考え方に従えば自ずと答えが得られるとは限らない。』

解説文

まとめ

安全とは

安全」は、リスクが受け入れられる程度であることを意味します。

正解はない

どの程度までリスクを受け入れられるかは、主観的なものです。また、リスク対策は、リスク・トレードオフをもたらし、何が最適かは、置かれた状況や価値観などに依存します。このためリスク対策では、これが絶対に正しいという正解がありません。 どうするのがよいと考えるかは、価値観やおかれた状況により異なるでしょう。

意見対立をどうする?

リスクを減らしたいというゴールは同じでも、どのリスクにより着目するかで取るべき手段が異なるでしょう。強固な信念は変えがたいものですが、意見が対立している側の心情への理解をお互いに深められるとよいのではないでしょうか。

   
エミ 食材をどこまで制限するのがよいのかしら?
にゃんこ 日本政府は食品の基準を示しています。政府への不信があると、信じられない気持ちがあるのは当然でしょう
エミ 学校などの給食でその基準を使っているところはないと思う…
にゃんこ 難しいけど議論して決めるしかないのでは…
エミ 絶対に正しいことってあるのかしら?
にゃんこ 倫理の問題は難問で、正解を得るというよりも、話ができるように整理するのが大切であるようです
エミ 「これが正解」と決まっていれば簡単なのに…
にゃんこ 行政側だけで考え方を決めるのも現実的ではないのでは
エミ 決めて欲しいけど、勝手に決めて欲しくない気持ち…
母 役立つ判断材料が提供されて率直に議論できるとよさそう
エミ でも難問…。判断材料を押し付けないで欲しい。
アオイ evidence basedではなくevidence informedですね

栃木県での取り組み例

放射線による健康影響に関する意見交換会(平成26年8月24日)

透明性を確保する

それぞれが自身の倫理的な立場(倫理問題に関する態度の偏り)に自覚的になる

自身の内面の透明性を確保するために

Political Compass

参考資料等

スウェーデンの取り組み例

佐藤 吉宗.原子力事故をめぐる社会の反応─スウェーデンにおけるチェルノブイリ 原発事故後の混乱とその特徴─

スウェーデン スウェーデン
合同出版より画像のご提供を頂きました。

学生による交流活動例

Sweden-Japan Radioecology Workshop for Students, 2015

ICRPの取り組み

栗原千絵子.ICRP-TG94による“放射線防護における倫理”に関する活動
栗原千絵子.福島原発事故をめぐる倫理的考察―ICRP-TG94 の活動報告として

International Society for Environmental Epidemiology

Ethics and Philosophy Committee 

米国の取り組み例

EPA

Environmental Justice

Nevada Test Site関連の補償の情報

米国の補償制度

甲状腺検査

Making Choices: Screening for Thyroid Disease

RADIATION EXPOSURE COMPENSATION ACT

The Radiation Exposure Compensation Act (“the Act” or “RECA”), 42 U.S.C. § 2210 note (2012) established an administrative program for claims relating to atmospheric nuclear testing and claims relating to uranium industry employment. The Act delegated authority to the Attorney General to establish procedures and make determinations regarding whether claims satisfy statutory eligibility criteria.

North Carolina

North Carolina Environmental Justice Network
CAFOs and Environmental Justice: The Case of North Carolina

Examples

疫学関係の研究学会の取り組み

International Joint Policy Committee of the Societies of Epidemiology

Messy Matters

Bring your own data

法務省

人権シンポジウム

「子どもの権利に配慮した復興を目指して」(郡山会場)
記録動画

政策のあり方

公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)

FAIRDO2013 「除染」の取り組みから見えてきた課題 安全・安心、暮らしとコミュニティの再生をめざして 第二次報告

政策と功利主義

廣光 俊昭.将来世代の問題の哲学的基礎について : 我々の取り組んでいる問題がなにであるのか、その包括的理解に向けた試論
White DB, Katz MH, Luce JM, Lo B. Who should receive life support during a public health emergency? Using ethical principles to improve allocation decisions.

社会防衛上効果がある対策でも少数者に不利益をもたらす場合にどう位置づけるか?

社会学からの考察

健康と病の「知」の社会学 (松繁 卓哉)
吉澤 剛、中島貴子、本堂 毅.科学技術の不定性と社会的意思決定 リスク・不確実性・多義性・無知
環境社会学会.理事会声明「福島第一原子力発電所事故発生から10年の経過をふまえた被害者救済のあり方について」(2020年9月28日)
Polleri M. Post-political uncertainties: Governing nuclear controversies in post-Fukushima Japan. Social Studies of Science. 2020;50(4):567-588

日本学術会議

提言「東日本大震災に伴う原発避難者の住民としての地位に関する提言」
東日本大震災に関する学術調査・研究活動―成果・課題・提案―

行政での取り組み例

低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ

低線量被ばくの影響については専門家の間でさえ、多様な意見が存在している。そこで、本ワーキンググループの判断過程を国民の皆様に理解していただくとの趣旨の下、議事は公開とし、国内、国外から相反する意見も含めて幅広い意見を有する有識者に参集いただき議論・整理を行った。

IRPA

IRPA GUIDANCE-THE ROLE OF STAKEHOLDERS, RADIATION PROTECTION CULTURE AND ETHICS IN EMERGENCY PREPAREDNESS.

Swedish Radiation Protection Institute

Ethical Problems in Radiation Protection
Workshop: Ethical Issues in Radiation Protection

原子力災害時の補償

Skadereglering vid en radiologisk olycka

原子力災害時の避難計画

New emergency and planning zones are introduced around Swedish nuclear power plants

臨床試験計画への患者の関与

坂井 めぐみ.臨床試験計画への患者の関与 -脊髄損傷者への再生医療に着目して-

公害問題への対応

岸本 充生, 日本の公害経験とガバナンスの視点, アジア研究, 2014, 60 巻, 3 号, p. 105-110, 公開日 2015/04/13, Online ISSN 2188-2444, Print ISSN 0044-9237


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更新日:2022年05月15日 
登録日:2014年03月18日 

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