DNA切断は一日以内に修復されるが、残念ながら1日で全ての影響が除去されるわけではない。
線量計のエネルギー依存性に注意しましょう。
理屈は単純。
学生からはよく質問がある最初の段階での関門のようで、このサイトでも比較的ページビューが多い。
静磁場の生体への影響は未解明な面が残されており、研究が進められています。
しかし、影響があるとしても健康リスクとしては極めて小さい(=検出するのが困難なくらい)と考えられています。
減衰を考慮できるが、線源交換時に再度許可の申請が必要になる。
また、規制下限数量を下回る減衰補正は出来ない。
国際原子力機関の放射線基本安全基準では要求事項28でこの問題が取り上げられています。
学生への放射線防護の教育の機会とするとよいのではないでしょうか。
放射性貴(希)ガスのうち体内に(あまり)取り込まれないものでは吸入により身体組織に放射性物質が集積することによる線量よりも、体外又は肺の中の放射性気体からの線量の方がはるかに大きくなります。
このような核種をサブマージョンを称します。
ほとんどが患者さんからの散乱線です。
どこまでALARAの考え方を適用させるかは状況によるので、関係者で考えるしかない課題になるでしょう。
遮へい体がないと線量限度を超えることが考えられます。
また、装置の品質管理も必要です。